AirMac Expressでネットワークオーディオを構築してみた
突然ですが、現状の私の音楽を聴く環境はこんな感じです。
Macの中に音楽データがあり、プリメインアンプ(PMA-2500NE)とUSBケーブルで接続し音楽を再生するという、一般的なPCオーディオです。
近い将来今の住居を引っ越すこととなり、Macとプリメインアンプを別室に置くことにしました。
そこである課題にぶち当たり、ネットワークオーディオ環境を構築するまでに至ったので、課題の内容から環境構築までここに記したいと思います。
課題とは?
至って単純です。
Macとプリメインアンプが別室になることで両者をUSBケーブルで接続する方法がないということです。
課題の解決方法は?
真っ先に思いついたのはネットワークオーディオ環境を構築するということです。
しかし、PMA-2500NEにはネットワークオーディオの機能はない。
とは言え、ネットワークオーディオプレーヤーを準備するとそこそこの出費になる。
また、私は『AirPlay2』が使用できれば良かったのでネットワークオーディオプレーヤーを購入しても利用しない機能がほとんどでなんだかもったいない。
そこで私はこちらを購入しました。
今はもう販売されていないAirMac Expressです。
なぜAirMac Expressを購入したか?
AirMac Express自体はWi-Fiルータなのですが、本体に音声出力ポートがあり、AirPlay機能を使用することでアナログ/デジタルで音声を出力することが可能なのです。
AirPlayしか利用しない私にとってAirMac Expressがうってつけのネットワークオーディオプレーヤーだった訳です。
AirMac Expressのネットワークオーディオプレーヤーとしての設定方法
接続方法はこんな感じです。
AirMac ExpressとPMA-2500NEは光デジタルケーブルで接続しています。
AirMac Expressからアナログで音声を出すこともできますが、多分PMA-2500NEのDACがAirMac Expressより優秀なのでDA変換はPMA-2500NEに任せることにしました。
そしてこちらは、AirMac Expressの設定画面
AirMac ExpressをWi-Fiのアクセスポイントとして使用するつもりはなかったので、
ネットワークモードを「ワイヤレスネットワークに接続」としています。
そして、ワイヤレスネットワーク名で既存のWi-Fiを選び、AirMac ExpressをWi-Fiに接続すれば環境構築の完了です。
あとはミュージックアプリで音声の出力先を変更すればOK
リモコンはiPhone/iPadアプリの『iTunes Remote』を使用すれば別室にMacがあっても問題ありません。
使用してみた感想
AirPlay自体が44.1kHz/16bitで音声を伝送してくれるので、CDをALAC形式で取り込んでいる私にとって音質自体は特に問題ありません。
また、AirPlay2の効果もあって音楽をシークしても割とシームレスに音楽を再生できるのでUSB接続とほぼ同じ感覚で音楽を楽しめています。
今はもう新品んで手に入れることは難しいAirMac Expressですが、AirPlay2限定のネットワークオーディオプレーヤーとしては大変優秀なのでおすすめです。