【 iPadでピュアオーディオ?? 】私のPCオーディオ環境に革命が起きたかもしれない
皆さん、音楽を楽しんでますか?
ここ最近はコロナ禍ということもあり、家の中で音楽を聴くことが増えた方も多いのではないでしょうか?
私は音楽を聴くのが大好きで、オーディオにはそれなりにこだわっています。
主にPCオーディオというスタイルで音楽を楽しんでいるのですが、そのスタイルに革命が起きそうなので記事にしてみました。
そもそもPCオーディオって?
あくまで私の解釈ですが、
- PCに音楽データが入っている。(PCをプレーヤーとして扱う)
- PCをUSB-DACに繋ぐ。
- USB-DACとオーディオ機器を繋ぐ。
こんな感じがPCオーディオの条件かと思います。
私はUSB-DAC搭載のプリメインアンプを使用しています。
PCオーディオのメリット
よく言われるメリットとしては、ハイレゾの音源を使用できることです。
あとは、選曲がやりやすいです。
これはもう直感的にわかると思うのですが、
CDを使って再生するより、PCの中にある音楽データやストリーミングサービスを使用した方が、より膨大な数の曲を自由に選曲できますよね。
PCオーディオのデメリット
私が考えるデメリットはオーディオ機器の近くにPCを配置しないといけないことです。
ノートPCでもそこそこ場所を占有しますし、オーディオラックにPCをドンと置いておくのはいまいちカッコよくありません。
また私はデスクトップPCを使用しているので、どうしてもオーディオラックの近くにPCデスクを配置しないといけませんでした。
iPadをPCオーディオとして活用する
ある時ふと思ったんです。
「iPadってポストPCって言われるけど、ピュアオーディオとしてはどうなんだろう」
今まで考えてもみなかったのでアハ体験でした。
最新のiPad ProはポートがUSB-Cなので直接USB-DACと接続することが可能でしょう。
私が所有していているのはLightningポート搭載のiPad Proです。
しかし、結論から言うとUSBカメラアダプタを使用すればLightningポートからオーディオデータの取り出しが可能でした。
今までPCが担当していたポジションをiPadで代替することが可能となるかもしれません。
もちろんiPadに限らず、iPhoneやiPod touchでも可能でしょう。
iPadであれば平たいのでオーディオラックに置いてもそんなに目立ちません。
音質比較
まずはPC(Mac)とiPadの音楽再生の設定から。
Macの設定はこちら。一応ピュアオーディオ再生を意識しています。
次にiPadの設定がこちら。
イコライザーはiPadとMac両方ともオフにしてます。
今回試した再生環境は以下の通りです。
- MacからALAC形式の曲を再生
- iPadのローカルに保存してあるAAC形式(128kbps)の曲を再生
- iPadからホームシェアリング機能を使い、MacのALAC形式の曲を再生
私はMacに膨大な曲をALAC形式で保管してあり、全曲をALAC形式でiPadに同期するのは難しかったです。そのため、3番も試してみました。
実際に3通り聴いてみた感想としては、1番と3番は違いは分かりませんでした。
2番はなんとなく音のニュアンスが違う感じもしましたが、ブラインドテストをすると多分違いは分からないと思います。
まとめ
上記の1番と3番で違いが分からないのは個人的に大きな成果でした。
オーディオを聴くためにはPCデスクをオーディオラックの近くに設置しないといけないと言う固定観念が覆されたのです。
厳密に言うと信号ノイズが云々とかビットパーフェクトが云々とかあると思いますが、iPadを使用したPCオーディオ、いえ『iPadオーディオ』で十分に音楽を楽しめることが分かりました。