WWDC 19基調講演のまとめ&個人的に気になったこと
先日行われたWWDC 19の基調講演。
発表されたのは、以下の通りです。
- tvOS 13
- watchOS 6
- iOS 13
- iPadOS
- macOS Catalina
- Mac Pro
- Pro Display XDR
Mac ProとPro Display XDRについては別記事で取り上げたいと思います。
tvOS 13
- マルチユーザに対応 → ユーザの好みに合わせたコンテンツをおすすめしてくれる
- Xbox One SとPS4のコントローラに対応 → Apple TV向けのゲームを慣れ親しんだ、PS4等のコントローラでプレイできる
watchOS 6
- 女性の月経周期を記録 → 各種情報を記録、月経や排卵時期を予測してくれる
- 周囲の騒音レベルを記録 → 聴力に影響を及ぼす騒音を検知すると、通知が来る
- Apple WatchからApp Storeにアクセスできる → iPhoneへの依存が少し減る
- 新しい文字盤が登場
iOS 13
- ダークモード → 外観が暗い色調に。OLEDディスプレイでは消費電力の抑制が期待できる
- 新しい写真アプリケーション → ブラウズがより簡単に。写真やビデオ編集に新しいツール
- 新しいマップアプリケーション → 米国を皮切りにストリートビューのような機能が利用可能
- AirPods着用中にメッセージが来るとSiriが読みげてくれる
- 新しいファイルアプリケーション → 外部ストレージにアクセス可能
- パフォーマンスの向上 → Face IDによるロック解除の高速化。その他パフォーマンスも向上。アプリのダウンロードサイズが最大50%削減される。
iPadOS
- 新しいホーム画面 → ウィジェットをホーム画面に表示可能
- Split ViewとSlide Overの機能強化 → 同じアプリケーションで、複数ウインドウ表示が可能に。アプリの切り替えが簡単に。
- Apple Pencilの機能強化 → レイテンシが20ミリ秒から9ミリ秒まで低減
- 新しいファイルアプリケーション → 外部ストレージにアクセス可能
- Safariの機能強化 → デスクトップ版のウェブサイトを表示可能に。
- テキスト編集機能の強化
macOS Catalina
- iTunesがApple Music、Apple Podcasts、Apple TVアプリケーションに置き換え
- Sidecar → iPadがMacの拡張ディスプレイに。イラストレーター等のアプリケーションをApple Pencilで使用可能に。
かなり大づかみですが、発表された内容はだいたいこんな感じです。
個人的に気になったこと
Sidecar機能がものすごく気になりました。
iPadが手軽にMacのセカンドディスプレイになるということで、iPadの使い道が増えますね。例えば、iPadの方には動画を再生させて、Macではフルスクリーンで何か作業するとか。
あと、iPadの方にTouch Barを表示できるみたいです。iPadでMacの音量を調節したり、アプリのコントロールができるみたいですね。
また、Sidecarはワイヤレス(Bluetooth)でも使用できるのでリモートデスクトップのように少し離れた場所からでも使用できるみたいです。
秋の正式配信が楽しみですね。