THE YELLOW MONKEYが復活した今だからこそ吉井和哉氏のソロ活動を語る【その1】

 

今年の1月にTHE YELLOW MONKEYが再集結をしてからというもの、名前を聞かない日がないと言うぐらいメディアに出ずっぱりである。

また、全国ツアーも行い、生でTHE YELLOW MONKEYの演奏が聴ける日が来るとは思っていなかったので嬉しいけど少し現実感がないというか不思議な感覚でした。

 

グループが休止・解散状態の間メンバーは何をしてたかというと各々で音楽活動を行なっていました。

 吉井さんは最初Yoshii Lovinson名義で活動を行なっていました。

 

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1st アルバム、at the Black Hole。特典DVDに収録されているインタビューで「車でアクセル全開で突っ込んでやろうかということもあった」みたいなことも語っているように、陰の部分がとことん表れているアルバムだと思います。この記事では主にアルバム、at the Black Holeのある曲についてつらつらと書いてみたいと思います。(筆者は音楽の専門知識が皆無なのであくまで素人目線での感想になります。)

 

Side By Side

5曲目に収録されているこの曲。まずはリズム隊がすごく良いです。最後のサビの部分のベースとドラムが激しくなる部分は曲の絶頂の部分ということもあっていい仕事をしているように思います。

ギターはおそらく吉井さんが演奏しています。音源は宅録のものを使用しているのだと思いますが、その影響か荒っぽいというか、良い意味で洗練されていない感じがします。間奏のギターの歪み具合もたまらない。

歌詞についてですが、傷心した男女がお互いを慰め合っているかのような印象が受けられます。最後のセリフ「無理に笑うのよせ」。他にもこういう曲があるけれど、まるで吉井さん自身に言い聞かせてるかのようなセリフ。

全体的に陰鬱な空気がたまらない。良い意味で中2感がある。

アルバムの中盤に配置されているこの曲。アルバムの雰囲気を支えている重要な曲のように思います。